「SAMSUNG」の7文字は成長の秘訣

  • 「SAMSUNG」の7文字は成長の秘訣 (日経新聞 電子版)

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・「SAMSUNG(サムスン)」というロゴは「三星」を発音表記したものだが、記者の独断では、同社の経営姿勢はその7文字で言い表せる
・「スピード(S=迅速経営)」「アソシエーション(A=協働意識)」「メジャー(M=一流志向)」「ソーシャル(S=社会的責任)」「ユーザーオリエンテッド(U=顧客志向)」「ネイティブ(N=現地主義)」「グローバル(G=国際志向)」

・終身雇用でないサムスンでは、会社への在籍期間は非常に短い。平均年数は10年以下ともいわれる。
・短期決戦で成果を出すことが求められている。
サムスンには「人力開発院」と呼ばれる研修施設があり、新人教育、中堅教育、幹部教育、海外要員教育、それに語学研修などが充実している。
・これは「サムスン・ピープル・ウェー」と呼ばれ、「サムスン人」になるための教育を全社員に施し、「協働意識」を養うのが狙い
サムスンで働けば、外でも十分に働ける能力と人脈が身につくため、自分で起業したり、中小企業の経営者になったりする人が多い
・日本のように子会社を作って、あっせんすることはない。

・3番目の「一流志向」もサムスンの大きな特徴
・事業として選択する以上は必ずナンバーワンになることが求められている。
・自社の業績や順位を数字で表すデジタル掲示板で、世界市場におけるサムスンの地位をリアルタイムに表示している
・海外赴任者を育成するため、「地域専門家」と称して毎年、250〜300人の若手社員を海外研修に1年間派遣、現地とのパイプ作りに力を入れる
・日本が忘れかけているグローバリゼーションを地で行く