ワールドカップ GERMANY2006
- イングランド VS トリニダード・トバゴ
イングランドキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!(←久々に使った
最後までトバゴの硬い壁に悩まされましたが、
個々のスキルが高いのでいろいろな作戦で状況を変化させられるのがすごいですね!
ベッカムのクロスは相変わらず正確無比。
そして、ジェラードもついに決めた!
これこそ本家超強力ミドルシュートだ!!
正直トリニダード・トバゴのことは今までよく知らなかったし、
今回はさすがに圧勝するだろうとか考えてました。
しかし、その考えは甘かった…。
よく考えれば、スウェーデンを相手に、しかも10人でドローに持ち込んだ国。
徹底した守備を見せ、イングランドに攻撃の機会を与えない。
前半に守備が見せた決定的なミスはベッカム→クラウチに渡ったクロス1度のみ。
しかし、これもクラウチのミスにより、ボールはゴール枠外へ。
チームにもサポーターにも嫌な雰囲気が流れ始める。
前半はこのまま終了。0-0で後半へ。
後半もイングランドの圧倒的なボール支配の中、それでもゴールが生まれない。
クラウチを楔につかっても、ランパードがミドルを狙ってもゴールには届かない。
後半13分、ついにエリクソンが動いた。
攻撃を強化するためにオーウェン→ルーニー、ギャラガー→レノンと2人を同時に投入。
ここからイングランドの攻撃にある形が見えてきた。
レノンを右サイドに投入しベッカムを下げることにより、
ここまで集中を切らさず安定した守備を展開していたトバゴの左サイドの守備が混乱。
レノン、ベッカムのどちらかがフリーでボールを受け取る形が増えた。
ここからはひたすらイングランドの猛攻が続く。
トバゴは守ることが精一杯になり、カウンターすらもままならない状態に。
しかし、それでも決定的なシーンを何度もはずし、嫌なムードが払拭できない。
まさかこのまま引き分けか…とも思った後半38分、ついに試合が動いた。
レノンとの連携により、フリーでボールを受け取ったベッカム。
右サイド、位置は本人が得意とするアーリークロスに絶好の位置。
この試合でもすでに幾度となく放り込まれた正確なボールがゴール前に放り込まれる。
このボールをファーサイドで待っていたのは、やはりクラウチだった。
前半の致命的なミスを取り返すべく、その長身をフルに活かした位置からのヘディングシュート。
ついにイングランドが先制点を挙げた。
ここまで頑張ってきたトバゴだったが、この1点でついに力が尽きた。
残り10分もなかったが、明らかにディフェンダーの運動量が落ちていた。
この隙をイングランドは見逃さなかった。
後半ロスタイム、今までランパードに前線を任せ目立たずにいた
ジェラードがペナルティエリアのそばでボールを受ける。
対するディフェンダーは一人。その一人をかわした時点で勝負は決した。
今大会で注目されているミドルシュートの本家とも言えるであろう
ジェラードの強力ミドルシュートが相手ゴールへ突き刺さった。
試合はここで終了。
イングランドが苦戦しながらも2-0でトリニダード・トバゴに勝利し、
ドイツ、エクアドルに続き決勝トーナメント進出を決めた。
以上、新聞記事風にお伝えしました(ぇ
このままスウェーデンにも勝って、いい流れで決勝に進んでもらいたいです!